私は大学時代、マラソンで結果を出したいと思い立ち、走り込むと決意しました。
ただ、研究と両立するためには朝の時間しかランニングに充てられなかったため、朝起きて走らざるを得ない状況でした。
しかし、朝のランニングを継続することはとても辛い!
そんな中、以下4つの工夫をすることで、大学時代の間は朝のランニングを継続できました。
もし同様のお悩みをお持ちの方がいれば、参考にしていただければ幸いです。
①朝走ることの効率の良さを再認識する
②日中は人混みとなる場所へ行く
③モチベーションが上がるBGMを目覚ましにする
④仲間を作る
| ①朝走ることの効率の良さを再認識する
朝走ることは、昼や夜に走ることに比べ、以下2つのメリットがあると言われています。
・やせる
・持久力が高まる
これは、起床時は直前の食事(前日の夕食)から最も時間が経っているため、体内に蓄積されている糖分が少なく、走るためのエネルギーとして糖より脂肪を優先的に活用しようとするためです。
さらに、朝練をすることで、体は「脂肪を優先的に活用する」ように変化していきます。
脂肪を優先的に活用できる体になると、体重を減らせるのはもちろん、競技者にとっては「レース終盤まで糖分を保持できる」ようになるため、結果として持久力が高まります。
つまり、「やせたい!」「持久力をつけたい!」という目的から考えると、昼や夜よりも朝走る方が、圧倒的に効率が良いのですね。
| ②日中は人混みとなる場所へ行く
これは都心にお住まいの方ほど、おすすめの方法です。
例えば渋谷や上野などは、日中は人でごった返していますが、朝であればとても人が少ないものです。
つまり、朝のうちにそのような場所に行くと、観光地を独占して走ることができます。
これは、一度やってみると優越感(!?)があって気分が良いため、「明日も走ってみたい!」と思えます。
その結果として、ランニングが継続できます。
| ③モチベーションが上がるBGMを目覚ましにする
この記事をお読みになる皆さんは、「朝走ろう」と決意するくらいなので、とても意識が高い方だと思います。
もし、朝走ることによって絶対に達成したい目標があるのなら、それに関連するBGMを目覚ましにするのはいかがでしょうか。
例えば、私の場合は「マラソンが早くなりたい!」という思いから、箱根駅伝で使用される曲を目覚ましにしていました。
これを聞くと、いくら眠くても「よし、走るぞ!」という気持ちで布団を飛び出せました。
どうしても朝が弱く自分を甘やかしてしまうという方は、他にランニング仲間がいるなら是非助けてもらいましょう。
方法としては、もちろん「そのご友人と朝のランニングを約束しておくこと」になります。
これで、他人に対して責任を負うことになるため、ランニングをすっぽかしにくくなります。
さらにこの方法では、1点コツがあります。
それは「待ち合わせ場所をこちらの自宅付近にしておき、自宅の場所も教えておく」ということです。
これにより、もし集合場所にいけなかった際も、運が良ければ叩き起こしてもらえます!笑
いかがでしたでしょうか。
上記の方法も参考にしていただき、皆さんがそれぞれの目標を達成されることをお祈りいたします。
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