誰かに教えたくなる雑学(豆知識、トリビア)を、まとめてみました。
■目次
1. サラリーの語源は塩(ソルト)
2. 組織が無能だらけなのは、「ピーターの法則」で説明できる
3. 「宝塚歌劇の創設者」と「日本の住宅ローンを広めた」のは同じ人
4. フランケンシュタインは怪物を作った博士の名前で、怪物の名前ではなかった
※他にもあります → 雑学まとめ②
1. サラリーの語源は塩(ソルト)
英語のサラリー(給料、salary)の語源は、塩を意味するラテン語「sal」からきています。
これは古代ヨーロッパでは塩が貴重で、お金のような役割も果たしていたからです。
さらに、給料をもらって働く兵士も、ソルジャー(soldier)と呼ばれるようになります。
(既にお気づきかと思いますが、salは英語のsaltの語源です)
2. 組織が無能だらけなのは、「ピーターの法則」で説明できる
組織に入ると、「どの社員も無能だらけだなぁ」と思ってしまうことがあるかもしれません。
この現象は、「ピーターの法則」によって理論的な説明が可能です。
「ピーターの法則」とは、おおよそ以下のような理論です。
・人には職責による向き不向き(有能/無能)がある。
・組織内で有能さを発揮する人間は、出世して職責が変わる。
・有能さを発揮できない(=無能な)人間は、出世しないので同じ職責にとどまる。
・上記ゆえに、組織内の人間は無能になるまで出世し続けることになり、組織は無能ばかりとなる。
「この理論が本当に正しいのか」「他に要因はないのか」等、議論の余地はあるかと思いますが、この理論を聞くと組織が無能ばかりになるのも納得できる気がします。
3. 「宝塚歌劇の創設者」と「日本の住宅ローンを広めた」のは同じ人
阪急グループの創業者・小林一三。
彼は、1913年に宝塚歌劇団の前身の宝塚唱歌隊を立ち上げたことでも知られていますが、日本の近代的な住宅ローンを広めた人物でもあります。
彼は1907年頃から、事前に安く仕入れた土地に鉄道を敷くことで地価を上げ、それと住宅をセットにしてローン販売を始めていました。
4. フランケンシュタインは怪物を作った博士の名前で、怪物の名前ではなかった
上記の通りで、メアリー・シェリーが1818年に発表した小説「フランケンシュタイン」では、怪物を作った科学者の名前が「フランケンシュタイン」であると書かれています。
その後現在までに、いつのまにかフランケンシュタインは怪物自身の名前として定着してしまいました。
以上、お読みいただき、ありがとうございました。
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