転職・働き方

転職エッセイ② ~ 良い会社/悪い会社は「目標」を見ればわかる!? ~

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みなさん、こんにちは。

前回に引き続き、現役の転職候補者である私が、転職エッセイ(※)の続きを書いていきます。
※説明しよう!「転職エッセイ」とは、私が転職を検討するにあたって調べたこと・考えたことを色々雑記するシリーズである。

第2回目のテーマは、会社の「目標」です。

私は今の会社に新卒入社してから3年強になりますが、ずっと解せないことがありました。
それは、毎年度の目標の一部があまりにも抽象的であることです。

この傾向は、会社全体での目標~個々の課の目標まで、集合体のスケールに依らず確認できました。

もう少し詳しく言うと、売上等の目標(今季は50億売り上げよう!)以外に、あくまで例えですが以下のような目標が立てられるのです。

「お客様に対する、No.1お助け隊になろう!」

は? 何をもってNo.1と称するの?(助けるときの速さ? お助け件数? 助けたことによって浮く費用? etc)

ふわっとしていて、まるで理解できません。
そして、それを目標の責任者(社長や部長や課長といった管理職)に問い詰めると、決まって以下のような答えが返ってきます。

「それは、皆それぞれのイメージで良いんじゃないかなぁ。」「……(絶句)。」

また、うちの会社では期初に個人の目標も自身で立てるのですが、それを上司に見てもらうといつもこう言われます。
「具体的な数字の目標が多すぎる。」
それの何がダメなのーーーーーーーー!!!???ヽ(`Д´#)ノ
 

ところで、少し一般的な話をすると、目標には大きく定量目標と定性目標という2つの種類があります。
主な違いは以下の通りです。

<定量目標>
・主に、具体的な数字で設定する目標(例: 今期は50億売り上げよう!)
・目標の達成可否を判別しやすい

<定性目標>
・主に、具体的な数字以外で設定する目標(例: お客様に対する、No.1お助け隊になろう!)
 ※No.1という数字を使っていますが、何に対するNo.1かが明確でなく、数値化できているとは言えません。
・目標の達成可否を判別しづらい

私が所属している会社は、定性目標が定量目標とほぼ同じ数だけあり、さらに上述した通り全く具体的ではありません。

目標の達成可否がはっきりしている定量目標にフォーカスした方が、ゴールが明確でやる気もでるし、具体的な施策にも繋がるしで、よほど生産的だと感じませんか?

正直、「こんな会社で大丈夫?」と思いました…。
 

…が!ここで冷静に考えてみると、うちの会社は毎年増収・増益なんですね。
そう考えると、目標の立て方が間違っている可能性は低いような気がしてきました。

むむむ…。定性目標には意味があるのか???

ということで色々調べてみたところ、定性目標には以下のような意義があることがわかりました。

<環境変化に対応しやすい>
たとえば期初に「売上50億」という定量目標のみを設定しており、期の途中で市場規模が(想定外に)3倍になった場合を考えます。
その場合、市場規模が3倍になったので150億が適正な目標に変わったと言えますが、当初の50億で満足してしまう恐れがあります。

一方「この製品を普及させる」という定性目標を立てていれば、市場規模が大きくなると50億売っても十分普及したとは言えません。
そのため、その後も努力を続けて売上を上乗せできるかもしれません。

<結果至上主義に陥らず、過程・コンプライアンス・モラル等を重視することができる>
単純に「売上50億」という定量目標のみを設定していると、多少違法な手段を使ってでも達成したいと思ってしまうかもしれません。
一方、「この製品を通じて、人々を幸せにする」という定性目標を立てると、結果至上主義にはならない可能性が高いです。
 

また、以下のように「業績の良い会社は、定量目標・定性目標の両方を立てている」(≒定性目標は成功の必要条件)という情報も得ました。

株式会社富士通マーケティング の コラム「経営目標の立て方」
※記事の情報源である、日本経済新聞社・ニューズウィークの共同調査の資料は見つけられませんでした。

…はい、まぁ定性目標を立てる意義は理解しました。
 

ただ、1つ気になる点が残っています。
それは、「定性目標だと、具体性が無さすぎてモチベーション維持できなくない?」ということです。

前半で書いたような「お客様に対する、No.1お助け隊になろう!」とかいうざっくり目標に対して、頑張れると思いますか?
というか、そもそも他の社員は、そんな具体的でない定性目標に対しても頑張ろうと思えているの?

なんだか新しい疑問が生まれてしまいました…。

振り返ると、私は今まで定量目標(=達成可否を判断しやすい目標)ばかり立てて生きてきた気がします。

・東大に入る
・陸上競技の1500mをx分y秒で走る
・担当製品に関する資料を10種類作る etc…

自分は定性目標に向いていない人間なのでしょうか…。

と!思いましたが、現在進行系で定性目標を立てて頑張っているものが、私にも1つありました。

「ピアノでより良い音楽を奏でる」

なぜ、これだけは定性目標なのに頑張れるのだろう??と突き詰めていくと、あることに気づきました。

<私はその目標に「美学」を感じている!!!!>

つまり、定性目標に向けて頑張るには、それに対して美学を感じられる必要があると思います。
ただ、個々人によって何を美しいと思うかは異なるので、人によって会社の美学に合う/合わないはありそうです。

ということで、まとめ!

<第2回の結論>
・定量目標と定性目標は成功の必要条件。これらが揃っている会社を選ぼう。
・定性目標に対して共感できる(=美学を感じられる)会社を選ぼう。

以上、お読みいただき、ありがとうございました。

■続き
転職エッセイ③ ~ 「エンゼルバンク」を読もう! ※ドラゴン桜的転職指南 ~

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