受験

大学受験を控えた皆さんへ

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気がつけば今年度も受験シーズンになっています。

大学受験を直前に控えた皆さんに、受験経験者である筆者からアドバイス… というと堅苦しく偉そうな感じですが、伝えたいことを3つほど記してみます。

参考にしてもしなくても大丈夫ですが、よければご覧ください。
 

①「解くこと」以外を軽視しない
②「最後は自分に向いている進路に落ち着く」と考える
③ 勉強した過程が重要

 
①「解くこと」以外を軽視しない

忘れがちですが、「問題を解くこと」以外で足元をすくわれること(e.g. 受験会場に到着できない、マークシートがずれる等)が結構あります。

そのため、前日までに会場の下見に行ったり、当日試験中にマークがずれていないか定期的に確認する等、石橋を叩いて渡るくらいの姿勢で丁度良いと考えます。

もし後で凡ミスに気付いても、取り返しがつきませんし。
 

ちなみに私が受験した年(約10年前)も、すぐ近くでそのようななミスが発生しました。

それは私の高校で理系のトップだった知人の話ですが、「数学I・A」の問題を解かねばならない試験において、途中まで「数学I」の問題を解いていたそうです(数学Iの問題は数学I・Aと同じ冊子に印刷されており、受験者が自身の受験科目に応じて解く問題を選択しなければならない)。

彼は途中で間違いに気付いて軌道修正したものの、前半の出遅れは痛く、満点もとれたはずの数学I・Aでまさかの68点という事態になってしまいました。
 

後で聞いたところでは、彼はセンター試験を簡単だと思って舐めており、模試にも一度も行かなかったとのこと。

そのため、数学I・A以外に数学Iという科目があること自体を認識していなかったようです。
 

一応、彼はその後の2次試験で実力を発揮し、現役で京大に合格できたのですが、その数学I・Aの試験終了から合格発表までは生きた心地がしなかったのではと推察します。

みなさんはそんなスリルを味わわなくて良いよう、気をつけて頂ければと思います。
 


 
②「最後は自分に向いている進路に落ち着く」と考える

私は受験について、「合格しようがしまいが、結果的には自分に向いている進路に落ち着くもの」と捉えるのが良いと考えます。
 

これはあくまで私の主観ですが、各大学の合格者上位15%くらいは、その大学に合格するための努力をそれほどしていないのではと推察します。

少なくとも私が入学した東大ではその傾向があり、上位15%の人間は「努力して入学した」というより、「勉強が好きでそれにのめり込んだ結果、気付けば合格してしまった」という感じでした。
 

その意味では、めちゃくちゃ頑張っても合格できなかった人がいた場合、その人は上位15%と比べると圧倒的にその大学に向いていないと言えます。

そのため仮に入学できても、上位15%のような「自然体でその道の勉強ができる人たち」と比べて、自分の才能の無さを感じてキャンパスライフを送ることになりますので、基本的には別の大学に進むのが良いのではと考えます。
 

また、自分が当落線上に位置するような大学を受ける場合、合否には”運”が関わってくると思います。

“運”が関わるとは、「今年の試験なら合格するが、来年仮に同じ学力で受験すると落ちる」のように、問題との相性により結果が左右されることがあるということです。
 

これは大学側の立場から考えてみると、「年によっては、特定の人が落ちるかもしれない問題を作っている」と言えます。

つまりその状況でそのような人が落ちてしまったとしても、始めから大学とその人との相性がその程度だ(大学側がその人をそれほど欲していない)と考えることができます。
 

その観点から考えても、その人はそんな相性の悪い大学に入るより、別の大学から合格をもらっているならそちらに進む方が(長い人生では)ハッピーである可能性が高いです(偏差値が高いほど良い大学であるとも限らないですし)。

またそのような場合、その人は「(不合格にした)あの大学はセンスがない」と一刀両断しても良いと思います(受験者側にも大学を選ぶ権利があるのだから)。
 
 
③ 勉強した過程が重要

「結果が全て」という言葉がありますが、これは他人から見た捉え方でしかないと思います。

仮に努力して不合格になったとしても、合格を目指して勉強した過程が尊いと私は考えます。
 

「②『最後は自分に向いている進路に落ち着く』と考える」でも書きましたが、受験には運が絡みます。この点は否めません。

そのため「似たような学力だが、運の有無で合否が分かれる」ことが、本当によくあります。

そう考えると、正直「受かろうが落ちようが、結果は重要ではない」と言っていいのではないかと思います(もちろん受験者は是が非でも合格したいと思いますが)。
 

結果よりも重要なのは、「勉強した過程」です。

なぜなら、これは「運に左右される合否」によって揺らぐことがないからです。
 
ですので皆さんは、「合否」や「結果に対して他人がどう言ってくるか」ということを気にせず、より重要な「勉強した過程」に自信を持ち、全てをぶつけて頂きたいなと思います。
 

ちなみに私の場合ですが、受験勉強の過程で以下1)~3)のような達成感を得ました。
皆さんも、合否とは別に何か得るものがあれば素敵だなと思います。

1) 受験勉強前からは想像できないくらい、自分の能力が開発されていくことを実感した(PCで例えると、メモリ容量もCPU性能も進化したイメージ。ただし自宅学習が主だったため、対人コミュニケーション能力は劣化したw)。

またそれに伴い、「訓練すれば自分の能力がある程度上がる」ことを信じられるようになった。

2) 勉強(学ぶこと・知ること)の楽しさを感じられるようになった。

3) これまで知らなかったことを沢山知ることができた(ほとんど忘れたけど)。
また「世界は広い。まだまだ自分の知らないことがある。」と感じられるようになり、井の中の蛙にならないように注意しようと思えた。
 

以上、お読みいただきありがとうございました。

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