ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって、心を痛めている。
どうにかこの暴挙を止めたいと思っている人は多いと思うし、私もその1人だ。
中にはデモに参加した人もいるだろう。
「何か少しでも力になりたい」という気持ちからだと思うし、その気持ちはとても共感できる。
ただ私は、デモよりも各々の”本業”を頑張ることが、侵攻を止める上でより近道ではないかと思う。
というのも日本などロシア国外のデモを、ロシアの指導者が気に留めるとは思えず、それにより侵攻が止まるとは考えにくいからだ。
一方現在、日本を含むG7は一体となって、ロシアに経済制裁をかけている。
大きな国という単位で経済的な圧力をかけることで、侵攻を止めようとする方法だ。
この方法では、経済力があればあるほど、大胆な方法をとることができる。
報復としてロシアから資源を止められたとしても、財の蓄えが十分あったり、産業が発展して効率の良い生産方法を生み出していれば、圧力をかけ続けられる。
日本人が各々の”本業”に注力するというのは、皆が仕事の専門性を発揮して、この経済力を最大化するということであり、デモよりも大きな効果を生むと考える。
私も、侵略戦争は絶対に許せないと考える者の1人だ。
だからこそ、”本業”を頑張りたいと思う。